多動でも大丈夫?新年長がロボット教室Crefus無料体験!

クリエイティビティ

子供にはSTEAM教育をさせたい!と思われている方も多いのではないでしょうか。

私もその1人です。しかしまだ息子が幼く、興味のアリナシがはっきりしているタイプであるため、結局今まで何もさせられていませんでした。

ところがある日、ロボット教室Crefusのチラシで新年長の無料体験を行っていると知りました。レゴ好きな息子に「ブロックでロボットが作れる教室があるんだってー」とジャブを打ってみると、珍しく「行きたい!」とポジティブ回答。ならば熱が冷めやらぬうちに…と無料体験に行ってきました。結論、本当に行ってよかったです

ただ行く前は、まともに体験してこれるか心配でした。

何を隠そう多動気味の息子。保育園では周りと同じことをやりたがらず、自分の好きなことしかやりません。人の話を聞かずに好き勝手することも多々…


以前行った「自転車試乗体験」では小物や植木などが気になって、結局ほとんど自転車に乗らずに帰ってきました。あの時は本当にがっかりしました。

そのため今回も、周りのロボットや小物などに気をとられて、まともに体験できないのではないか、先生の話を聞かずに指示とは違うものを作らないか、といった不安がありました。

しかし結果的には不要な心配でした。しかも参加後は「このロボット教室通いたい!」という嬉しい意欲も見せてくれました。

なぜ多動気味の子でも夢中になれたのか、そこにはいくつかの理由があったのではないかと振り返っています。そこでこのブログ記事では、多動気味の子でも夢中になれた理由無料体験の全体の流れ・雰囲気とともに解説します。



無料体験の流れ・雰囲気

無料体験の流れは以下の通りです。

<~前日>
 0. 無料体験に申し込む

<当日>
 1. 部屋に案内される
 2. 教材の説明を受ける
 3. ブロックの取り扱い説明を受ける
 4. 課題に取り組む+説明を受ける
 5. 作品を動かす&飾り付ける
 6. 作品を親に説明する

<体験後>
 7. (申し込み希望者のみ)コースを申し込む

全体を通して、一定のルールを守らせつつも、ある程度の自由度をもって進めてくれる印象でした。先生は、今まで多くの幼児を見てきているでしょうから、子供が指示をきちんときかなかったり勝手に手を動かし始めたりしても慣れっこの様子で、優しく諭しながら進めてくれていました。

以下に、各ステップでの詳しい内容を記載します。



0. 無料体験に申し込む

まずは無料体験を申し込むところからです。

以下のサイトから希望日を記載して申し込むと、無料体験日時が記載されたメールが返ってきます。

個別説明・体験授業申込み

私の場合はすでに希望日は埋まってしまっていたようで別日が記載されていましたが、提示された日が平日だっため土日で再調整していただきました。返信は早かったです。

ここでの注意としては、体験は1組ずつであるという点です。体験用キットが1セットしかないようです。お友達と同一日時で体験を希望していたとしても、別日になってしまいますので、ご注意ください。

1. 部屋に案内される

当日は、教室とは別の部屋に通されます。そこには2つ隣り合わせにあった机が用意されており、そこに親子で座るよう指示されます。

この部屋の端には上級生たちが作ったロボットがたくさん置いてあり、息子はそのロボットに興味津々。「ロボット大会に使うから触らないでね」と注意を受けるも触りたそうでウズウズしていました。

2. 教材の説明を受ける

実際に使う教材を見せてくれ「このような、お勉強のようなこともやります」と説明を受けます。

息子は席に座るなり、目の前のブロックの入った箱に我慢できずに勝手に箱の蓋を外して、中のものをいじり始めていました。終始「まだ触らないでね」といわれながら、説明が始まりました。

教材の説明の中では「これ、なんだかわかるかな?」と先生が子供に何回か質問をしてくれて、子供が答えると「お、すごいね!!これ、わからない人が多いんだよ。」と褒めてもらいました。

こうしたやり取りを聞きながら、授業でどのように進めていくかのイメージを付けることができます。

息子は人の話に対して返答しないことも多いので、先生の質問に対してきちんとちゃんと答えるかな?と不安に見守っていましたが、気分が乗ったようで答えられていました。ちなみに別途体験に行ったお友達は恥ずかしがってあまり答えられなかったようですが、何ら問題はなく楽しんだようです。

3. ブロックの取り扱い説明を受ける

ブロックはレゴを使うのですが、こんな感じで大きな箱に入っています。そしてふたを開けると2段になっています。

LEGO Educationサイトより引用

なので下のものを取り出すときにはこういう風に取りましょう。とか、必要なパーツは必ずこの蓋の上に置きましょう。などとレクチャを受けます。その間も「なんで蓋の上でやらなきゃいけないと思う?」などと子供に対して質問を繰り返します。例え回答が間違っていても「そうだね。それもあるけど…」と肯定しながら進めてくれる印象でした。

4. 課題に取り組む+説明を受ける

iPad内の組み立て説明書を見ながら、これを作ってみましょう、と課題を出されます。今回の課題は以下の風車でした。

Crefusサイトより引用

子供が組み立てている間に、親はCrefus自体の説明を受けます。冬期講習や本コースの受講費用、年間スケジュールや開講日程に関する内容がメインでした。何か質問があればその場でQAする感じでした。

私がQAしたのは以下の内容です。

Q:冬期講習に参加するとキットが安くなるとのことだが、本コースを申し込まなかった場合はどうなるのか。
A:原則として、本コースを申し込む前提の人のみ冬期講習に申し込める。万が一冬期講習のみの参加となった場合は、通常のキット代金を支払ってもらうことになる。

Q:短期講習で一度試してみようと思ったときは冬期講習・春期講習・夏期イベントのいずれかのタイミングとなるのか。
A:春期講習は、枠が開いている場合のみ開催する予定。夏期イベントは基本的に本コースの生徒のためのもので、夏休みで旅行に行く家庭もあるため集中して授業を行うものである。

Q:下に3学年違いの妹がいるが、キットをおさがりで使うことは可能なのか。
A:可能。最近キットが新しいものに変わったので、しばらくはキット変更もないはず。

Crefus資料より引用

ちなみにもらった冊子にはベーシック(年長)、スタンダード~アドバンス(小1~2)、ブロンズ~M3(小3~)でキットが異なると記載がありましたが、話を聞いたところ年長~小2までは1つの教材(レゴエデュケーションSPIKE Essential(SPIKEベーシック))を使うとのことでした。助かるっ!

5. 作品を動かす&飾り付ける

作品が完成したら、今度はiPadを使って簡単なプログラミングをして風車を動かします

プログラミングといっても、「4. 課題に取り組む+説明を受ける」の写真の左側にあるように、お手本通りにパーツを2つほど組み合わせるくらいなので、簡単に完成します。

息子は自分で作ったレゴをプログラミングで動かした経験はないので、驚きと喜びを一緒に感じている様子でした。またプログラミングの画面から回る回数と速度を簡単に変更できることを教えてもらい、何回か試していました。

一通り動かしたら、周りを飾り付けてみよう、と言われます。レゴの人形や犬、草や、そのほかレゴを組み合わせて自由に作ります。

いわれる前から既に勝手に飾り付けていた息子。楽しそうに、ずっと手を動かしていました。が、時間は有限。「いろいろ作りたいと思うけど、あと3分で終わりにするからね」と声をかけられ、3分経つと「はい、おしまいだよ」と言われます。息子は「えーまだ終わってない!」と手を止めませんでしたが、そんな時も「約束したからね。途中でもいったんやめよう」と先生が優しくも約束を守らせます



6. 作品を親見説明する

飾り付けの時間が終わったら先生に「お母さんに、何を作ったか教えてあげてね」と小プレゼンをするよう促されます。まだまだ続きを作りたい息子は、その指示を完全無視してましたが、私から質問することで、ようやく説明してくれました。

「プレゼンする機会を大切にしている」というCrefusの方針を肌で感じることができました

7. (申し込み希望者のみ)コース講座を申し込む

体験時に申し込みフォームを渡されます。申し込みたい場合は当該フォームに必要事項を記入の上、メールで送付すればOK。逆に、申し込まない人は何もしなくてOKです。

ちなみに体験後の勧誘は皆無で、驚きました。申し込みフォームの締切日を、私から確認したほど。それまで何の連絡もありませんでした。



多動の年中でも夢中になれる3つの理由

パーツが豊富で飽きない

普段から遊んでいて、なじみのあるレゴではあるのですが、普通のレゴのセットには入っていないような見慣れないパーツもたくさんあります。そのため、これはなんだ?どうやって使うのか?などと興味津々だったため、レゴに集中できていました。夢中で立ち上がったり歩き回ったりする暇がなかったことが一番の勝因だったと考えています。

自由な時間がある

枠にはまったことが好きではない息子でも、課題のブロック組み立てを真剣に取り組んでいたようでしたが、それ以上に「自由に飾り付けして良い」という自由時間を非常に楽しんでいたようでした。

課題では全く使わなかったパーツでも、自由に使って良いというのがとにかく楽しかったようで、土台の枠をはみ出して池を作ってみたり、メリーゴーラウンドを作ったりしていました。

1つの課題をこなすだけで終わるのではなく「このパーツを使ってみたい」という好奇心をうまく発散できたのがこの自由時間だったのだと思います。

自分の好きなことで褒めてもらえる

息子は皆と同じようにできなかったり、「やりなさい」と言われてもやらない、「やめなさい」と言われてもやめない…といったことが多いため、普段の集団生活の中で褒められる機会が極端に少ないです。そのため、自分の興味のあることをやって褒めてもらえるのは息子にとって非常に貴重な機会。作品を作ってとても楽しそうでしたし、誇らしげでした。



まとめ

Crefusでは、今まで様々な「無料体験」で幾度となく撃沈してきたご家庭、多動気味のお子様でも、レゴが好きな子であれば楽しく参加できます。加えてロボット教室への通学へポジティブな印象を持つこと間違いなしです。

参加後の勧誘も全くないので、気になる方は是非参加してみてください

因みに冬期講習に参加すると通常約4万円のキットを約1万円で購入することが可能ですので、後悔しないように早めに検討してみてくださいね。

個別説明・体験授業申込み



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