【体験談】出産前に準備すべき?合理的思考ママが教える、買うべき・不要な育児グッズのご紹介②

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ママ子さん
ママ子さん

育児グッズ、無駄なものや買って後悔するような物は買いたくないけど、
何が必要かわからないわ。

ママ実さん
ママ実さん

育児グッズってどんな基準で選んでいいか、わからないわ。

こんな悩みのある合理的思考ママに、この記事が役に立てば嬉しいです。

出産・育児は人生の中でもとても幸せなイベントであるため、テンションが上ってしまうのも仕方がありません。しかしその爆上げテンションのまま育児グッズを買うと、無駄に高価なものや要らないものまで買ってしまい、後々後悔することもよくあります。ただでさえ出産にはお金がかかりますし、今後教育などにも多くのお金がかかってきますので、必要な物のみを購入したいですよね。

とはいえ、初めての出産・育児であれば何が本当に必要なのかわからない方も多いと思います。
現在3歳♂、0歳♀の2人の子持ちであり、育児用品は合理的に!テンションに任せて買わない!!をモットーに育児グッズを選定・購入してきた私が、以下の記事で必ず必要な育児グッズやその選定のポイントをお伝えしてきました。

今回は、吟味しながら購入すべき育児グッズやその選定ポイント、また不要な育児グッズについてお伝えします。

産後に吟味しながら購入判断すべき育児グッズ

絶対必要!種類選定には吟味が必要な育児グッズ

ここでは、絶対に必要ではあるが、どのような製品を買うかについては吟味するべき育児グッズについて解説します。

ベビーカー

かなり長い間使うので購入必須ですが、産後に購入することをおすすめします。なぜならちゃんによってベビーカーの相性があるようだからです。このベビーカーだと泣くけど、このベビーカーなら泣かない。など。なので産後、実店舗に行って実際に赤ちゃんを乗せてみてから決めた方が良いと思います。

とはいえ、ベビーカーを押すのは親ですから、親のこだわりも尊重すべきです。中にはデザイン重視でも良いのですが、私の場合は後悔しない合理的な選択をしたかったので、以下のチェックポイントで判断しました。合理的判断をしたいママの参考になれば。

  • 1台で低月齢から2,3歳まで賄える(買い替え不要)
  • 押しやすい
  • 軽量

結果このベビーカーを選び、今までこの1台で過ごしています。軽い分揺れやすく、さすがに3年以上使うとガタが来ている点はマイナスですが、あとは大満足です。

ベビーカーを押すようになると、エレベータの少なさに驚かされます。なので危ないとわかっているもののエスカレータを使ってしまったり、階段を使わなくてはならなかったりします。今までに「超軽量のものを買ってよかったな」と何度も思いました。とても重宝しています。

抱っこ紐

これも必須です。王道はやっぱりエルゴですかね。ベビービョルンを使っている人も見かけますね。
抱っこ紐は1歳超までは結構使いますが、それ以降はあまり使わなくなりますが、1歳以降も割と抱っこの頻度は高いので、腰に巻いて使うヒップシート付きの抱っこ紐を買うのもアリかもしれません(ただ、新生児に使うには別売りの新生児用パッドが必要なものが多いようです)。どれを選ぶかは好みかな、と思います。

オムツのゴミ箱

これも必須です。新生児のころのウンチはそこまで臭くないのですが、離乳食で肉類を食べるようになると途端に臭くなります。更に1歳以降、普通の食事を食べるようになると鼻がもげるレベルで臭くなります。そのため、オムツ用ゴミ箱がないと耐えられないと思います。

しかし、カセットを使うタイプのゴミ箱は臭いは密封できますが、ランニングコストがかかるためお財布には優しくありません。そのため、コスト重視の場合はカセット不要で臭いも密封できるタイプのゴミ箱を使うと良いと思います。

要否判断が必要な育児グッズ

必ずしも必要だとは言えませんが、各家庭の環境や考え方などによっては購入が必要な場合のある育児グッズがいくつかあります。

ベビーモニター

これは、遠隔から赤ちゃんを見守ることのできる優れモノです。常に目の届く範囲で赤ちゃんを寝かせる場合は不要ですが、そうでない場合は重宝するかもしれません。
私の場合はネンネトレーニングで一人で寝られる訓練をしていたので、ベビーモニターを購入しました。

ベビーモニターには家の中からしか利用できないものと、外出先からも利用できるものの、大きく2種類あります。例えばナニーさんにお願いしてママが外出するような場合は後者のモニターの方が便利かもしれませんが、一方で、こうしたモニターはネットワークにつながっているためハッキングのリスクがあります。実際、十数万台のベビーモニターが自宅の映像を全世界に公開してしまっていた、という事故も発生していますので、外出先からの利用をしない場合は、前者のモニターを購入した方が無難でしょう。

おんぶ紐

これは、あると便利な時もあるかもしれません。我が家でも、家事などをやりたいのにバウンサーに乗せても床においても不機嫌なとき、使っています。抱っこ紐(エルゴ)も持っているのですが、うちは抱っこ専用のものなので家事をしながら使うのは難しいのです。またおんぶ紐はエルゴよりももっと簡易的なので簡単に着脱できる点で優れています。

おしりふきウォーマー

おしりふきを温めておくウォーマーです。長男が冬生まれだったので必要かな?と悩み、私も購入を迷いました。が、結果冷たいおしりふきでも長男は全く嫌がるそぶりを見せず、むしろ嬉しそうだったので、購入しませんでした。

口コミを見ると、暖かいおしりふきの方がウンチが取れやすい、といった意見もありましたし、2人目以降も使うのであれば買っても良かったかもしれません。

バウンサー/ハイローチェア

我が家はバウンサーを買いました。特に6か月くらいまではこれに乗ると1人で楽しそうにしてくれますし、離乳食を食べさせる際にも使えるので重宝しています。バウンサーを購入する場合は、汚れたらすぐに洗えて、フローリングにも直接おけて、かつコンパクトに収納できるという点で、ベビービョルンのバウンサーをお勧めします。とてもコンパクトに収納できるので、旅行にも持っていくことができ、とても重宝しました。ただし、月齢の低い時にバウンサーに乗せたら怖がってしまった、といった話も聞いたことがあるので、2カ月以降から使った方が良いかもしれません。

また、我が家ではハイローチェアを使いませんでしたが、ハイローチェアが便利だったというママの声もあります。ハイローチェアは高さを変えられるので、ママにより近いところで寝かせられますし、離乳食の椅子としても利用できますので、こちらも便利だと思います。しかしあまり小さく収納できないので、少しかさばってしまうかもしれません。
また、電動ハイローチェアといって、自動で前後に動いてくれるハイローチェアがありますが、これはあまりお勧めしません。理由は、これに乗せても赤ちゃんが泣き止まない・寝ないという話をよく聞くからです。おそらく一定の速度での揺れでは、赤ちゃんはあまり安心しないのだと思います。電動のハイローチェアはとても高価なので、もし購入をお考えの場合は、一度レンタルしてみて検討した方が良いのではないかと思います。

搾乳機

我が家では「ママが疲れているときや少し出かける際にもパパが代わりにあげれるように搾乳機で母乳を絞っておくと良い」と聞いて購入しました。長男の時には私がMBAの勉強をしていたこともあり、そこそこ使いましたが、長女の時には絞るのに時間がかかったりして逆に絞ることが負担になってしまったので、途中で使うのをやめてしまいました。ただ長女の時には一度乳腺炎になってしまったので、その際には搾乳機が役に立ちました。

どうしても完母で育てたい場合は購入しても良いかもしれませんが、そうでない場合はほとんどの場合不要だと思います。

買わないで!絶対必要のない育児グッズ

非接触体温計

赤ちゃんの体温を普通の体温計で測るのは難しいだろうと思って産前に購入しましたが、これは買って後悔しました。というのも、思った以上に誤差が大きすぎるのです。私が購入したのは、湯温度計にもなると謳われていたものでしたが、使ってみると誤差がありすぎてひどいものでした。

思いの外じっとしてくれますので、わきの下で測るタイプの体温計があれば十分です。それに熱があるか否かは、首元に手を当てるだけで分かるものです。

乳頭保護器

赤ちゃんに吸われて乳首がいたくなると聞いていたので、産前に乳頭保護クリームと一緒に乳頭保護器を購入しました。これは赤ちゃんにおっぱいを飲ませる際におっぱいにかぶせて飲ませるようなものなのですが、これも買って後悔しました。というのも、これをかぶせて飲ませようとすると、全くミルクが出ず、赤ちゃんが上手に飲めなかったからです。

初めのころは乳頭保護クリームを使って耐える必要がありますが、それ以降はママの乳首は強くなりますので、他の保護用品を買う必要はありません。自分の乳首を信じてください(笑)

ミトン

赤ちゃんはよく自分の爪で顔をひっかいてしまうことがあるため、ミトンを使うと良いと聞くことがあります。我が家でも購入しましたが、長男は嫌がってダメでした。

きちんと爪を切って、仕上げに爪やすりをかけてあげれば、顔を傷つけるようなことはないと思うので、ミトンは買わなくて良いと思います。

クーファン

これは、インスタ映えするような可愛いものもあるので惹かれるかもしれませんが、合理的思考ママには不要です。なぜなら4か月ほどしか使えない上に、バウンサーやハイローチェアなどでまかなえるからです。むしろバウンサーやハイローチェアの方が長く使えて使い勝手も良いのでトータルでのコスパは高いと思います。

重いベビーカー

新生児の内は、振動は赤ちゃんに良くないからなるべく揺れない安定感のある(=重い)ベビーカーを選びたくなる気持ちは非常によくわかります。そしてそうしたベビーカーは大抵海外製でデザインもオシャレなので、買いたくなる気持ちもわかります。
しかし生後1か月は基本的に外出できませんし、1カ月もすれば赤ちゃんは見違えるほど大きくなり、太くなりますから、そうした心配は不要ですし、日本の道は狭いところが多いですから、海外製のものは日本の生活に合わない可能性もありますので、注意してください。そして、むしろ揺れる方が赤ちゃんはよく寝てくれます。重いベビーカーはほぼ100%、買い替える羽目になりますので、合理的思考ママには不要です。

ベビーカーを選ぶ際には、階段で持ち上げる可能性、電車で出かける可能性、車に乗せる可能性、旅行に持っていく可能性など、様々な使用シーンをイメージして購入するべきです。そして、0歳から3歳頃までずっと1台で賄えるベビーカーはどれかを選定すべきです。

もしどうしても安定感のあるベビーカーを使いたい場合は、レンタルするのが良いと思います。間違ってもこうしたベビーカーは買わないようにしましょう。

湯温度計

産院やインターネットで、沐浴は38℃くらいに、と言った情報を見聞きすると思います。が、ピッタリ38℃にする必要は全くありません。大人が手で触って冷たくもなく、熱くもなく、という感覚でお湯を用意してあげれば全く問題ありません。赤ちゃんも38℃センサーがあるわけではないのですから、ママが考える「気持ちよさそうなお湯」を用意してあげれば赤ちゃんも気持ちよくお風呂に入れるわけです。従って、湯温度計は不要です。

スケール

産後すぐ、産院では母乳の出を調べるためにスケールを使うこともあると思いますが、家に帰るころには母乳も出始めるので、不要です。

もし体重を図りたいのであれば、大人の体重計を使って(子供を抱っこした体重)-(ママの体重)で測るだけで十分だと思います。

まとめ

これまで、合理的思考ママが経験上必要だと思ったもの、不要だと思ったものなどをご紹介してきました。振り返ってみると私の場合、後悔した買い物は「必要そうだな」と産前に判断して用意したものばかりです。なので、急いで買わなくて良いものは産前には用意せず、産後に検討することで、無駄な買い物はかなり減らせると思います。

皆さんも迷うものは産後に再度検討、必要に応じて購入してみてください。きっと、無駄な出費は減らせると思います。

この記事が、新ママ・新パパの役に立てば嬉しいです。

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