我が家には超偏食ボーイがいます。
最近、家では比較的食べてくれるようになりました。
その対策については、以前、以下の記事で書きました。
しかし未だに、保育園の給食ではあまり食べていない様子。
最近お友達を噛んでしまい、その理由を聞くと
本気なのか、ふざけているのか、
「なんか食べるものないかなーと思って。」と答えていたので、
非常に心配になってきました。
そこで、この本を読んでみました。
今回は、この本の要点をかいつまんで図解した上で、
私自身の考えについて書きたいと思います。
本の要点図解
子供が食べない理由 7選
子供は、理由なく食べないのではないのだそうです。
やはり理由がある。その理由は子供によって違うのですが、
大抵7つに絞られるようです。
- 見た目
- 知覚鈍麻
- 刺激
- 食感
- 香り・風味
- 飲み込みやすさ
- 精神的理由
親と子の感覚のギャップ
親は、すぐに一口食べさせようとします。
しかし子供にとっては、それは一足飛びであり、
到底チャレンジできないのだそうです。
つまり、親と子供の感覚には大きなギャップがあるのですね、
子供は以下の様なステップで少しずつ克服していくことを、
親も知っておくことが非常に重要です。
- 苦手なものがある
- 食事に出たり、親が食べているのを見ることで知る
- これ何?と食べ物に興味を持つ
- 匂いを嗅いだり少し味見をしたりしてその食べ物に触れてみる
- 一口食べてみたり、自分用として食べたりする
子供が食べられるようになるための魔法の言葉
親は、子供がこのステップを一つずつ着実に上がれるように
サポートしてあげることが重要です。
本書を読んだ感想・まとめ
この本によると、偏食と一言で言っても
様々なタイプがあるとのことでした。
なので、うちはどのタイプかな?とイメージしながら
読み進めていけて、とても興味深かったです。
また食べられるまでのステップについては、非常に納得しました。
我が家の偏食ボーイも、私が「食べてみたら?」
と言ったものは大抵食べませんが、
下の子が食べている離乳食や
親のお皿に乗っている食べ物は
「これ何?」と言って「食べてみるー」と
自ら手を伸ばすことが多いからです。
更に最近では、一口も食べずに「いらなーい!」と
言い出した時には「ちょっとペロンしてみたら?」と
言うと少し挑戦してくれることが増えました。
そのため、「ペロン」のハードルと「一口」のハードルは
子供にとってはかなり違うのだと、理解できるようになりました。
そのためこの本の内容は全般、すっと頭に入ってきました。
一方で(図解内には含めませんでしたが、)
著者によると、ながら食べは避けた方が良いとのことでしたが、
我が家ではYoutubeやNetflixなどを見せながらの方が
最後まで食べてくれる勝率が高いので、
この点は納得し難かったです。
息子は、YoutubeやNetflixなどを見ていないと、
おもちゃや下の子に気が行ってしまい、
すぐにうろちょろし始めますので。
テレビに集中しながらずっと座ってくれていた方が
たくさん食べられます。
上記より、本書は確実に参考にはなりますが、
必ずしもすべてのアドバイスが自分の子供にも効果的であるとは
思わない方がよさそうだと思いました。
子供ももちろん個人差がありますので、
取り入れてうまくいきそうなものを試してみる、
逆に取り入れることで親の負担になることは
排除していく、という姿勢が大切なのではないかと思いました。
上記図解には入れられなかったアドバイスもたくさんありますので、
皆さんも是非、この本を読んでみてください。
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